あの時の自分よ

コロナ禍で時間があったので

久しぶりにこのブログを開いて

3年前に失恋した時のブログを読んだ。

今読んでもなんだか胸に染み入るものがある。

本当に哀しかったよなぁ、と。

そして、今ではすっかりあの恋は過去になった。

 

私はあの恋が終わる時、

相手にとって忘れる事が出来ない

最高の女で終わらせてやる!

と躍起になって出来ることを全てした。

別れたことを後悔させてやると誓った。

そして別れから1年後、

突然相手から

「元気?」

と連絡が来たのだ。

 

私はその瞬間、驚きと共に

胸がギュッと締め付けられた。

思い出して辛くなったからではない。

「...勝った...!!」

そう思ったから。

別れ際、

「俺が別れを切り出したのだから、俺から連絡することはない」

そう言っていたにも拘らず連絡してきたのだ。

そして私が家に忘れていった物を未だに取ってあるとまで…

 

数回のやりとりの中で

私は「今結婚したい人がいる」と伝えた。

相手は驚いていた。

 

清々しかった。

私は前に進んでいると感じた。

 

1年がかりの良い女プロジェクトは

こうして成功に終わった。(自己判断)

 

とはいえ彼を憎んでいるなんてことはなく、

ある分野で活躍していることを誇らしく思うし

頑張って欲しいと今でも応援している。

 

そして今、私は元彼に伝えた

「結婚したい人」と結婚して幸せに生きている。

3年前のボロボロで哀れだった自分には

到底思いもよらない未来を生きている。

 

コロナ禍でも支え合い、

優しく、時に厳しくし合いながら

温かい日々を過ごしている。

 

あの時の自分よ、未来はやっぱり明るかったのね。